BIN house  ビン ハウス    ジョセフィーヌ・W・コマラ氏 
1986年インドネシア・ジャカルタにBIN house をオープン。
 伝統工芸品であるバティック（ろうけつ染）の技術を継承し職人を絶やさぬためにフアッション性を高め世界に向け販売を続けている。
2009年インドネシア伝統布「バティック」が世界遺産に認定された。
チャンティン（細い口金の道具で蝋をすくい細やかな絵柄に蝋を置く） 根気のいる細かな手作業で裏表両面に蝋を置く工程で鮮やかなバティックを作り出します。
透かし織は絹100％ 手織りで空気を多く含むように織り上げます。このスカーフストールはフリッジ付きの希少なタイプ。
風を含んで多色染めの伝統的な柄が光により色々な表情を見せてくれる個性的な１枚です。
インドネシアも近年工業的発展の波に乗り職人の確保が難しくなっているようです。
インドネシア自体の国力経済力が上昇しBIN houseのバティックの価格もだんだんと手が出なくなりそう…。
型押しとのコンビネーション品が増えて少し悲しいような。
もともとインドネシア国内では富裕層以外には手の出ない高額贅沢品。
この１枚は20年ほど前にインドネシアBIN houseの工房にて購入、日本に持ち帰り未使用のまま家庭内保管。
本当に軽くてしなやかで素晴らしい染め上がりのスカーフタイプ、全て手描き手織り。
大きさ フリッジを抜いて 110cmx110cm
抑え気味のグレーに柔らかめのオレンジ・イエロー・グリーンがシックで優しげな雰囲気。
保管時のたたみ跡があります。
神経質な方は入札ご遠慮ください。